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昔の三線の話

  

古民家から出てくるもの

石垣島で古民家を解体するとき
まれに天井裏から

古い三線が出てくる事があります。

屋根裏より棹のみ発見

島の人たちにとって三線は一生ものです。
親から子へと何代も一本の三線が大切に引き継がれていきます。
ある時弾き手が途絶えてしまったとき『天に返す』天に返すという意味で
天井裏に収めるのです。
今までの感謝の気持ちを込めて。

どちらも真壁型

それで時折古い家を解体した時に屋根裏から三線が出て来るのです。
それを発見し、また弾きたいからと

修理を依頼してこられる方もいらっしゃいます。

補修しました

この2つは解体する古民家があると聞いたとき
その現場へ行き、天井裏から見つけたものです。

相当古い三線です

いつのものか想像は尽きません
ただ、解体するまで主も気づかなかった位ですから
相当古い事は間違いありません。
その姿は天のあたりは
ナタかノミで削ったような跡も。
新川で見つかった方は
ろうそくか何かで焼かれた後が・・・。
火で焼いて削ったのかもしれません。

棹自体も風化していましたが
どちらも黒木の芯とシラタの境目を使っていて
上等な物でした。
これがやがて産廃に紛れるところだったと思うと
発見出来て本当に感謝です。

黒木の芯とシラタを混ぜた部分を『アイミ』といいます。

こちらは石垣にて発見された三線

骨董品に相当する古い三線、
この型に合う小さいチーガ(太鼓)を探しました。
昔の三線は棹も短く、
太鼓も小さかったのです。

そう、昔の人は今より小柄でしたから。

そしてカラクイも、古い三線に合うよう
細身のカラクイを・・・。

これもまた必死で探しました。

小さいチーガが見つからなかった一つは鳩胸や爪裏を削り直して
現代のチーガに合うように補正し、トゥーイをとりなおし、

何とか修復完了。

新川にて見つかった三線

何十年もの時を経て

息を吹き返した三線、
また代々弾き継がれていって欲しいですね(^^)

 

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